最近、またラジオを聴くようになりました。
よく聴くのは大阪のラジオ局「FM COCOLO」。
FM COCOLOのキャッチコピーは「日本初、OVER 45のためのMUSIC STATION」。
現在43歳ですが、小学生の時からFMリスナーなので、COCOLOでかかる曲は、懐かしくもあり新鮮にも感じます。
家事をしながら、仕事しながら。
ながら音楽です。
ラジオっ子だった私でしたが、結婚してからラジオを聴かなくなりました。
特に子育て中はTVばかり見ていました。
おかあさんといっしょ、とくダネ!、ちちんぷいぷいなど…。
子育て中の心境は、こうでした。
- ラジオで流れる新しい曲に馴染めない。
- だからといって懐かしい曲が流れると過去に引き戻されるようで、聴く気になれない。
高校卒業後すぐに運転免許を取りました。
クルマで聴く音楽は格別。
曲、流れる景色、感情がぴったり合わさる瞬間、それはまさに、ひとりMTV。
20代〜30代は、いろんなことがあった時期でした。
その頃の曲が流れると、景色と感情が鮮やかによみがえる。
その頃のことを思い出したくなかった子育て期。
ただ流れてくる情報を受け流すように、TVを観ていたのです。
5年前、TVが壊れました。
あまりTVを見なくなったので、新たに買うこともせず(今もTV無しです)。
ちょうどその頃は、無音の生活が心地良いと感じていました。
お片付けが習慣化されてきた頃でした。
不要なものを徹底的に排除していて、音楽すらも不要だと感じていたのです。
ところが2年ほど前、「Spotify」という音楽サイト(今はアプリ)を見つけてから、徐々に音楽のある生活に戻っていきました。
理由はSpotifyの中の様々なプレイリストが、気分次第で選べるというところでした。
朝の気分、仕事中の気分、お茶を飲む時、夜ゆったりしたい時…。
ラジオと違って、今の気分に合う曲が流れてきます。
ある時、懐かしい曲に様々な記憶がよみがえっても、もう動じなくなっていることに気づきました。
思い出しても、俯瞰して見つめられる。
ああ、大人になったなあ(歳をとったなあ)。しみじみ。
今、現在。
またFMに戻ったのは、昔から馴染みのあるDJが今もパーソナリティで活躍されていることが嬉しいから。
マーキーさん、ヒロ寺平さんなどの大御所はさすがの安定感。
関西キー局のFM OSAKA、京都α stationのキヨピー(谷口キヨコさん)も大好きです。
皆さん、声が歳を取らないんですね。
すごいなあ。
ただ懐かしんでいるのではなくて、素敵に歳を重ねている彼らから学ぶところがたくさん。
彼らに元気を分けてもらって、共に生きている感覚です。
ここ滋賀の大津だとラジオの電波が届きにくいのですが、ラジオアプリRadikoのおかげでちゃんと聞けています。
Radikoの有料サービスに入ると、全国のラジオ局の放送までも聞けてしまう。
すごい時代になったものです。
昔はラジカセを窓際に置いて、アンテナを最大限に伸ばしてました。
伊丹に住んでいたので、大阪の放送局を聞くときは大阪方面にアンテナを向け、神戸の放送の時は神戸方面へ。
いつも微調整に余念がないラジオっ子でした。
バンドブームのころ、よく聴いたTHE BOOM。
THE BOOM 君はTVっ子
TVっ子の時期もあったけど、やっぱりラジオっ子かな。
今日も朝一番からNHK FMでニュースを聞き、次に基礎英語、そしてFM COCOLOへとチャンネルを変えて楽しんでいます(*゚∀゚)
おわり