求職について考える日々です。
かつての職場での出来事を思い出しました。
某自動車メーカーの関連工場より、特殊金属部品の発注がありました。
緊急事態のため、今すぐ必要とのこと。
通常は佐川急便やヤマト宅急便での配送ですが、バイク便でお届けすることになりました。
バイク便での依頼は初めてです。
お届け先は、愛知県名古屋市。
兵庫県西宮市から約200kmの距離。
商品の大きさと距離で計算したところ、運賃は20,000円ほど。
通常の配送に比べたら高額ですが、事情が事情なだけにお金のことは度外視(発注者がそれでもいいと言ってるので)です。
そしてクルマより断然速いので、2時間かからないのかもしれません。
どんなバイクで来るのだろう?とわくわくしつつ、商品を梱包して待ちました。
ほどなくして、社屋に近づいてくる聞いたことのない轟音が…。
外に飛び出すと、鮮やかな緑色のカワサキNinjaに乗ったバイク便ライダーが到着していました。
大型バイクを間近で見ることは初めてで、エンジン音を聞くだけでも驚きました。
いかにもな革のライダースーツに身を包んだ体格の良いお兄さんライダー登場。
小さな小包をライダーにお渡しし、どうかご無事で…と祈るようにお見送り。
轟音と共に颯爽と消えて行きました。
ここからは勝手な推測ですが、バイク好きで運転が得意であろうライダーさん。
好きなことや得意なことを活かせるお仕事って理想的だなあと思った出来事でした。
後にも先にもバイク便を利用したのは、この時かぎり。
高速道路で荷台を搭載した大型バイクを見かけると、バイク便かな?と勝手に応援してしまうのでした(*゚∀゚)
おわり