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【家】土地探しジプシーの旅

ブログ放置が4ヶ月を過ぎてしまった。

コロナ太りから劇的な変化はないが、筋力が少し回復し、気胸再発も無く、肋間神経痛もかなりおさまって体調は概ね良好。

 

この夏はいろいろあった。

人生最大のイベントがあったと言えるかもしれない。

大津市に引越してきて約8年、琵琶湖を見下ろす賃貸マンションで暮らしつつ、この地に家を建てるための土地探しを続けてきた。

この8年間、何件の物件を見たか数え切れない。

私たちは毎日ネットで物件を探すことが日課となっていた。

趣味は?と聞かれたら、

「物件検索です」と言えるほど。

 

そのルーティンワークに終止符が打たれた。

土地が見つかり、家を建てることができたのだ。

 

それは昨年の8月のこと。

伊勢神宮参拝の旅に向かう車の中、いつものようにネットで物件検索していた夫が見つけた古家ありの土地。

面積は小ぶりながらも、希望の立地条件に完全合致した物件だった。

建築士の夫にとって自分の家を建てることは念願の目標でもあった。

すぐにプランを描き、見積り作成し、銀行融資を取り付け、9月中旬に物件契約。

 

他にも3名ほど買付希望者がいたにも関わらず、スムーズに契約まで話が進んだのは伊勢神宮参拝のおかげなのだろうか?

前にも書いたが、私の病気が判明したのはこの伊勢旅行から帰宅した次の日だった。

【発症】7年越しの病名判明

伊勢神宮参拝は、転機や気づきをもたらすのかもしれない。

 

今年1月に古家を解体し更地にし、建築が始まった。

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コロナの影響で資材や設備の納品が遅れ、7月中旬にようやく完成。

外構工事と内部の細かい工事はまだ残っていたが、住みながらぼちぼち進めていくスケジュールで7月末に引越しをした。

 

新居に引越して3ヶ月が過ぎたが、夫の仕事を優先しているため内部工事はまだ終わらず、外構工事も一部しか完成していない。

リビングのダイニングテーブルを作る予定だが着手できていないので、仮テーブル&チェアで暮らしている(未だ養生シートが外せない箇所があり誰も招待できない状態)。

いろいろ未完成だが何とか生活できているし、住環境は格段にアップグレードした。

コロナ禍における巣ごもり生活を経て、住まいの大切さを痛感していただけに、このタイミングで家を建てることができて本当に良かった。

家を建ててみてわかったことがたくさんあるので、今後の家づくりにも活かせるだろう。

 

土地探しジプシーの旅はひとまず終わったが、自分たちのための土地探しが終わったに過ぎない。

もともと物件検索が趣味であり、仕事も兼ねてるので、相変わらず物件探しは続くのだった。

 

 

 

おわり