【素人リフォー厶】雑誌「私の個室」に感化されて
実家は、おかしな間取りで北向きバルコニーの住みにくい建物でした。
母は片付けられないタイプの人で、何がどこにあるかわからないカオスな家でした。
年中忙しい母は、いつも大変そう。
探し物をしては時間浪費、そしてイライラの無限ループ。
どこに何があるか聞くにも、イライラさせてしまうのが申し訳なくて遠慮がちに聞いていました。
美しい家とは程遠いので、友達を呼ぶのも恥ずかしかったです。
うちの家は不幸だ…と子供心に感じていました。
中学生の頃の愛読誌は、ティーン向けのインテリア雑誌「私の個室」でした。
出窓のある洋室でロッキングチェアに座ってお茶する自分を想像してうっとりする日々。
そんなある日、高校受験を控えた私に姉の部屋(和室)が与えられることに!
早速、完全素人中学生によるプチリフォームが始まりました。
砂壁を剥がし壁紙を貼り、畳の上にはフローリングカーペットを敷きつめ、なんちゃって洋室を作り上げました。
達成感、半端なかったです。
この時から友達を家に招くことに抵抗が無くなりました。
しかしやっぱり、なんちゃって洋室だったので、何ヶ月かすると壁紙がフワァ〜っと剥がれてきちゃいました(涙)
この経験でDIYに目覚めたかというと逆で、私はDIYに向いてないという悟りに至りました(キッパリ)(*゚∀゚)
おわり