~前回からのつづき~
9/17(火)10時頃、呼吸器外科の主治医の先生が病室に来られる。
今回の救急搬送の行きさつを話したところ、おそらく過換気症候群になったのだろうと。
特に女性には多いらしい。
救急車要請をしてから病院到着後もしばらく動悸、呼吸困難、四肢硬直、さらに全身が震えていたのだが、レントゲン撮影をして肺の様子が軽度気胸とわかった途端に呼吸が落ち着き、震えも止まった。
さっきの死にかけ状態は何だったの?と拍子抜け。
まるで死ぬ死ぬ詐欺みたい・・・
('ω' ;)三(;'ω';)三( ;'ω')
発熱がトリガーとなって恐怖心が増大し、勝手に気胸の最悪の事態を想定してしまい、過換気症候群になったのだろう。
約7年前、夫も同じような発作で救急搬送された。
夫はよく「あの時は本当に死ぬかと思った」と話すのだが、「大げさだな~」と思って聞いていた。
確かに今回、私も本当に死ぬかと思った。
夫よ、申し訳ない・・・決して大げさじゃなかった。
初めてこの発作の恐ろしさを理解した。
過換気症候群、けっこう厄介だ。
ストレス、恐怖心、思い込みが引き起こす身体反応だが、私は自分が心のコントロールをできる人間だと思ってたので、かなりショックだ。
恐怖心に身体を乗っ取られるとは。
まさに、病は気から。恐ろしや。
昼過ぎ、レントゲン撮影へ。
気胸の様子は昨日と変わらないが、まもなく月経終了時期で肺の穴が閉じていくはずとのことで退院許可が下りた。
来週、今回の気胸が治ったかどうかの確認のためレントゲン撮影&呼吸器外科診察に行くことになった。
この2ヶ月で何回レントゲン撮影しただろう・・・? 約10回くらいだろうか。
自分のレントゲン写真集が作れそう。
来週のレントゲン撮影が最後になればいいな…..
:*・°( ´-` ).。.:*・°.
14:30 、婦人科予約診察へ。
看護士さんに付き添われて婦人科へ向かう。
婦人科の先生曰く、ホルモン治療の過程であと1~2回は月経随伴性気胸が発症するかもしれないとのこと。
過換気症候群になってしまったことは想定外だったが、次回また気胸を発症しても軽度なので過度に恐れなくても良いとのアドバイスをいただく。
2週間後に2回目のリュープロレリン注射をした後、次の月経が止まる見込みらしい。
月経随伴性気胸を発症させないために注射と薬の投与量を増やすことは、副作用と骨粗しょう症発症の恐れがあるためできないとの見解。
引き続き現在のホルモン治療を続けて経過観察をする。
来月こそ、無事に月経が止まることを期待しよう。
15:00、退院。
病室の荷物をまとめてナースステーションへ。
約一日、お世話になった看護士さんにお礼を告げて会計へ向かう。
今回の請求額 ¥27,060。
個室ではなかったので追加料金は無し。
始まったばかりの闘病。
心と身体に寄り添って、閉経まで乗り切りたい。
ガンバレ、私の身体。
来月また気胸になってもビビらないぞ・・・
(*」>д<)」ォーー!
おわり