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【救急】気胸、発熱、過換気症候群?(月経随伴性気胸)

土曜日から月経随伴性気胸の症状が出ていたので、おとなしく過ごしていた三連休の最終日。

夜7時くらいに発熱に加えて息苦しさが増してきたのでいつもの病院に電話してみるも、救急の当直は内科と皮膚科の先生しかいないとのこと。

もし胸腔ドレナージ処置の場合はできるだけ外科の先生にしてもらいたい・・・と思い、明日の朝まで何とか耐えようと考えて寝た。

 

23時頃、妙な熱さに襲われ寝てられなくなり、心臓が締め付けられるように苦しくなってきた。

これはやばいやつ・・・?

右肺が潰れて空気の抜け道がなくなり心臓を圧迫する緊張性気胸になると、死ぬ場合がある。

動悸が激しく自分の心音が聞こえるほど。

呼吸ができない。

手足は痙攣して全く動けない。

夫にお願いし、救急車を要請。

 

先月の入院の経緯からいつもの病院へ搬送される。

レントゲンとCTで肺の様子を見ると、軽度の気胸だった。

結論から言うと重篤な症状ではなく、胸腔ドレナージも不要。

痛み止めを出す程度の処置なので、入院不要とのこと。

 

死ぬかもしれないと思うくらいの動悸と呼吸困難はなんだったんだろう?

おそらく過換気症候群だったのではないかと思われるが・・・。

いずれにせよ自宅で不安になり、また同じことになったら嫌なので一晩入院することにした。

既に入院準備をしていたので、ボストンバッグ持参の万全の体制で病室へ。

だんだん呼吸も落ち着いて普通に話せるようになってきた。

ずっと付き添ってくれていた夫も安心して帰宅した。

 

救急搬送された患者ばかりの病室なので、夜中でも何かと音が聞こえる。

絶食中の人、機械に繋がった状態の人と同じ病室。

そんなに重篤ではない私が混ぜてもらっているのは恐縮な感じだ。

前回の病棟は長期入院の方が多く、アットホームな雰囲気が漂っていて、患者たちの談笑する声がよく聞こえていた。

巨大な病院は多様性に満ちている。

 

5時間ほど眠ることができて朝を迎えた。

痛みはましになっていて、もう帰れそうな感じだが、呼吸器外科の先生の診察待ちで病室待機中。

午後からは婦人科予約診察があるので、このまま病室から診察に向かう予定。

ただ待機するだけのゆとりの時間、この記事を書くことができている。

 

今回、軽度の気胸にも関わらずパニック的に過換気症候群らしき症状になったのは胸腔ドレナージへの恐怖感かもしれない。

毎月こんな症状になるのは嫌だ。

もっと精神的に強くならないといけないのだろうか。

気胸にならないようにするためのホルモン治療なのに気胸が止められないのなら、いっそのこと子宮や卵巣摘出を考えた方がいいのか?

様々な文献を調べていると、子宮摘出した後なのに月経随伴性気胸を発症している症例があった。

その例から考えると、摘出しても安心できないのか・・・とも。

どうしたらいいのかわからない。

始まったばかりのホルモン治療に完璧さを求めてはいけないのだろうけど。

そのあたりの迷い、悩み、今後の治療方針についてを午後の婦人科予約診察で相談しようと思う。

 

 

 

つづく