【参拝】三井寺 特別拝観へ
ここ最近、駅に貼られている三井寺のポスターの仏像がとても気になっていた。
三井寺ホームページより
先週から毎日、不動明王参りをしているおかげで、不動明王さまが気になって仕方ない。
しかしながら、いつもお参りしている北向不動明王さまは残念なことにお姿が全く見えないのだ。
随心院の仏像も、本堂が暗くて距離があるためハッキリとお姿が見えなかった。
そんなわけでポスターを見ては、仏像を間近で拝見したい想いが募るばかりだった。
秋晴れの11/10(日)午後、息子と共に三井寺へ向かった。
何度も訪れているが、特別拝観は初めて。
京阪三井寺駅を降りて疏水沿いに歩く。
途中、三井寺の手前にある三尾神社に立ち寄る。
うさぎさんが至る所に・・・
うさぎの手水舎
仲良く並ぶうさぎさん
姉が兎年なので、今度一緒に参拝したいと思った素敵な神社だった。
ほどなくして三井寺へ到着。
大門(仁王門)
特別拝観の金堂へ
金堂の内陣入口にて僧侶によるお祈りをして頂き(お祈り中は合掌して頭を少し垂れる)、内陣に入る(特別拝観の人のみ内陣に入ることができる)。
少し暗い内陣をすすむと、護法善神(鬼子母神)さまがおられた。
ひと目見た瞬間、胸が熱くなり震えた。
仏像を見ただけで震えたことは今まで無かった。
いや、仏像っていう表現が失礼な気がする。
本当に鬼子母神さまがここに居るように思えたから。
子どもを守ってくださる鬼子母神さまの優しい慈愛に満ちたお顔を見つめると、温かい波動のようなものに包まれた感覚になり、不思議と涙があふれた。
向かい合わせて頂けるだけで、この上ない幸せを感じる。まさに至福の時。
鬼子母神さまに手を合わせ、今ここに息子と共に来させて頂けたことに感謝申し上げた。
どうかこれからも息子をお守りください…とお祈りした。
そして隣におられる金色不動明王さまの方へ。
ポスターよりも数倍の迫力があり、金色に輝いていた。
眼球は鋭く澄んでいて、凛々しい。
「ずっと眺めていたい・・・」
仏像に対してこんな感情を抱いたことは無かった。
今まで仏像マニア(マニアって言ってごめんなさい)の人を斜めから見ていた。
仏像好きな方々に謝りたい。
やっと仏像が好きな人の気持ちが分かるようになった。
様々な不動明王さまがおられるが、私はこの黄不動尊の見た目が好きだ。
Google画像検索であらゆる不動明王さまを探したが、今のところ黄不動尊がナンバーワン。
完全に黄不動尊ファン。
また会いに来ようと思った。
もし特別拝観のパスポートを販売してくれたら絶対買う。何回も見に行く。
好きすぎてお守りを買ってしまった。
特別拝観のエリアを出た金堂内部では、その他のたくさんの仏像を間近で見ることができる。
仏像が所狭しと並ぶ様子はとても贅沢。
そして展示方法がまことにダイナミック。
うっかり触れてしまう状態で展示されてるので、センサーが作動する仕組みになっている。
どなたかが近付きすぎたようで、アラームが鳴っていた。
仏像だらけの金堂を出て、観音堂へ向かう途中の道におられた衆宝観音さまが美しかった。
観音堂は山の上なので、琵琶湖を一望できて気持ち良い(写真撮り忘れ…)。
お遍路さん達がたくさんお参りに来られていて賑わっていた。
これでも広い境内の一部しか見れてない。
見どころ満載な三井寺。
ゆっくり全部見て回ると1日かかりそう。
今から紅葉が見頃になる三井寺。
夜のライトアップもあることだし、また行きたい (*゚v゚*)
ご即位記念 特別ご開扉
秘仏結縁ー国宝 金堂内陣参拝ー
期間:令和元年10月1日(火)~12月8日(日)
場所:国宝 金堂内陣
拝観料:800円 ※別途入山料必要 (セット券1500円あり)
おわり