前回の記事と同じく、今まで参拝した寺院も数えるくらいしかなかった。
基本的に神社ばかりお詣りするので、寺院は本当に少ない。
学生時代、行事で立ち寄った寺院はいくつかあったが、記憶してるのは東大寺と、高2の修学旅行帰りに行った長野県の善光寺くらい。
成人してから、自分で行こうと思って行った寺院は・・・
- 神護寺(京都市右京区)
- 神呪寺(兵庫県西宮市)
- 中山寺(兵庫県宝塚市)
- 東寺(京都市南区)
- 立木観音(滋賀県大津市)
- 石山寺(滋賀県大津市)
- 随心院(京都市山科区)
- 三井寺[ 園城寺 ](滋賀県大津市)
これだけしかない。少ない。
- 神護寺→「かわらけ投げ」をやってみたくて
- 神呪寺→大晦日の夜、除夜の鐘を鳴らすため
- 中山寺→安産祈願
- 東寺→弘法市
- 立木観音→夫の厄払い
- 石山寺→紫式部ゆかりの地と聞いて
- 随心院→鍼灸院の近所なので
- 三井寺→先月、特別拝観へ
どれも参拝理由が単純。
何の宗派なのかとか、御本尊がどうとか、仏像がどうとか全く考えてなかった。
これらの寺院に何か共通点があるのか調べてみて驚いた。
三井寺以外、全て真言宗で空海さん(弘法大師)ゆかりの寺院だった。
単純に真言宗の寺院だらけなのか?
偶然かもしれないが、不思議だ。
勝手に不思議な御縁を感じておきながら、恥ずかしいことに空海さんのことを理解してなかったので、伝記(マンガ)を読んでみた。
2冊とも素晴らしくて泣いた。
空海さんは多才かつ卓越した能力と類まれなる強運の持ち主だった。
厳しい修行を経て悟りをひらいたが、体力も超人的だったのだろう。
宗教家だけでなく、書の達人でもあり、天才的な文章力に秀でており、建築土木知識にも長けていた。
まさにスーパースター。
弘法大師ファンが多い理由がやっとわかった。
皆がこぞってお遍路さんの旅に出るのもわかる。
時を経て、誇張された空海伝説がある気もするが、それだけ魅力的なのだろう。
今もなお空海さんの魂は、総本山の高野山金剛峯寺で生き続けていると言われている。
金剛峯寺、行ってみたいなぁ。
行きたい寺院がまた増えた。
おわり