手術から2日経過した。
手術創と肺に刺しこんでるドレーンの痛みにだんだん慣れてきた。
しかし時折、右肺が萎んだり膨らんだりするたびに刺しこんでるドレーンの先端が動いてるようで、尋常ではない激痛に襲われる。
肺にとっては異物混入という緊急事態なので、激痛をもって知らせてくれてるのだろう。
律儀な生体反応に苦しめられている。
その胸腔ドレナージでは、相変わらず空気漏れしているので、このまま空気漏れが続けば、来週に再手術をする予定。
再手術では、右肺上部と胸の癒着を丁寧にはがし(心臓のすぐ横なので慎重に)、病変部があれば切除する。
場合によってはメッシュシートで肺をカバーリングする。
よって手術時間は2時間~4時間の見込み。
手術中のことは主治医たちを信頼してお任せするが、術後の壮絶な痛みを何とかしてほしいので、来週はモルヒネ的な麻酔を使ってもらうようお願いした。
副作用(吐き気など)の恐れはあるが、痛みに耐えるストレスの緩和を優先させたい。
再手術(予定)まであと3日。
胸腔ドレナージは既に14日に及んでいる。
ほぼ半月も経ってしまった。
ドレーンが身体の一部と化している。
再手術が成功して空気漏れがなければ、ドレーンを抜去できる。
長くてあと1週間か。
心のBGMは、名曲ファイナル・カウントダウン by EUROPA。
つづく