ほとり暮らし

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【術後⑤】レントゲン撮影で肺が膨らんでいた(月経随伴性気胸)

手術後5日経過。

朝起きたら、ドレーンを伝って胸水(肺の中に溜まっている水分)が出ていた。

寝ている間、身体は動かせないけど、肺の中は動いていたのかもしれない。

 

朝9時、レントゲン撮影へ。

コンパクトドレーンユニットくんをガラガラと引き連れて移動。

エレベーターで1階へ降りるだけなのに、かなり体力を消耗した。

レントゲン撮影を終えて病室に戻ると、またドレーン内に胸水が排出されていた。

動けば動くほど出てくるようだ。

 

少し休憩して落ち着いた頃、1週間ぶりに洗髪してもらった。

熱いお湯をかけてもらえるだけで幸せ。

泡立ちが悪いので2回洗ってもらえた。

久しぶりの至福の時間だった。

ペタリからフワリへと変身した。

 

スッキリ気分で病室に戻り、3DSどうぶつの森を楽しんでいたら、担当医たちがやってきた。

さきほどのレントゲン撮影の結果、右肺はしっかり膨らんでいるとのこと。

ヤッター  ✧\(*T▽T*)/✧ ヤッター

 

自力で肺が機能するかどうかを確かめるため、ドレーンを閉めるテスト(クランプテスト)を行ない、明日のレントゲン撮影で再手術するかどうかの判断をすることになった。

 

クランプテストの前に、肺の中に溜まっている胸水を出すため、強制的に仰向けにさせられる。

17日ぶりの仰向け。

恐る恐るベッドに横たわる。

すると胸水がどんどん出てきて、その量は100mlほどになった。

胸水が出ると同時に、肺の中の隙間スペースが無くなっていき、刺しこんでるドレーンが肺に密着して当たるので、激痛の波が押し寄せて来る。

右胸の真ん中辺りの激痛に悶えていたら、次は背中側が激痛。

胸水排出を終了し、クランプテスト開始。


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引き続き激痛に悶え続ける私を、哀れな目で見守る担当医たち。

どうすることもできないので、「また来ます」とだけ言い残し、彼らは去って行った。

(  ;∀;)

 

ちょうど昼食が運ばれてきたが、痛すぎて動けなかった。

でも食べないと鎮痛剤が飲めないので、這うようにしてベッドから出て、椅子にポジションを移して昼食を摂る。

時間の経過と共に肺の中のドレーンの位置が安定したようで、やっと落ち着いた。

 

クランプテスト中に肺が萎みませんように、このまま回復して再手術せずに済みますように・・・。

(-人-)祈 ☆。.:*・゜

 

 

 

つづく