福岡に住む姉が1年振りに帰阪。
共に京都に1泊して翌日の10/16(水)、伊勢神宮へ。
姉は小学校で行ったきり、何十年振りかの再訪とのこと。
特急を使わなかったので3時間ほどかかってしまった。
宇治山田駅を出ると、ちょうど内宮行きの神都バスが来ていたので乗り込んだ。
たまたま隣に座ったご婦人が、このバスはかつて伊勢を走っていた路面電車を復刻したものだとを教えてくれた。
車内はアンティークな木目調でレトロな感じだった(写真撮り忘れ)。
ご婦人によると、お伊勢さんを巡るこの路線は日本の中でもかなり高い運賃だとか。
実際に宇治山田駅から内宮前まで乗って440円もした。
距離に対して高めの料金設定らしい。
「三重交通のドル箱路線なんですよ~ オホホホ… 」とご婦人。
3人以上だったらタクシーに乗って割り勘したらいいのかも?
ご婦人、終始なめらかな口調で素人と思えない人当たりの良さだなと思ったら、実は外宮を案内するプロのガイドさんだった。
今から7人のお客様に外宮を案内するとのことで、外宮前で降りられた。
わずかな時間だったが素敵なご婦人に出会えて幸先の良い旅路。
ほどなくして内宮前に到着。
ちょうどお昼の時間だったので、「手こね茶屋」にて昼食。
姉は名物の手こね寿司(写真撮り忘れ)、私は肉入り伊勢うどんを注文。
太めのうどんに甘辛い醤油味の自家製松阪牛しぐれ煮が絡む。美味。
姉の手こね寿司も美味しかった(ひとくち味見した)。
こないだ食べた「すし久」の手こね寿司より、「手こね茶屋」の方が美味しいと思った。
お腹も満たされ、いよいよ内宮参拝へ。
宇治橋鳥居をくぐると、たくさんの人が五十鈴川を見下ろしている。
見てみると・・・
全く予備知識なく来てしまったが、10月16日は神宮の神嘗祭の初穂曳(内宮・川曳)が行われる日だったのだ。
なんという幸運。
初穂曳とは
神宮神嘗祭に合わせ、その年に収穫された初穂を伊勢神宮へ奉納するお祭りで、米の実りに感謝を込め、ソリに初穂を載せ、各々揃いの法被姿で木遣りを歌い、賑やかに五十鈴川を練りながら神領民の手により神域(内宮)へ曳き入れます。
伊勢志摩観光ナビより引用
五十鈴川へ降りると川面がキラキラしていて美しかった
正宮に上がる前の杉の木はひときわ力強かった
正宮では、8月参拝後に病気(月経随伴性気胸)が判明したことの御礼をこめて参拝した。
ただただ感謝の気持ちをお伝えした。
正宮を出て荒祭宮へ向かう道にある杉の木は、大きい優しいおじいさん(アルムの御爺?)のような印象。
たくさんの人が触るので木肌がなめらかなになっているのだと思う。
御守りなどは買わなかったが、内宮参集殿(休憩所)のみで購入できる「いせ鈴」を買った。
姉とおそろいのゴールドを選んだ。
早速、お財布に着けた。
真鍮製の鈴は素敵な音色。
お財布を触るたびに神聖な気持ちになる。
お金を大切に使おう…と自制できて尚良し◎。
川曳は終わっていて、穏やかな風景に変わっていた。
ずっと眺めていたい景色。
良い気候の佳き日に参拝できたことに感謝。
清々しい気持ちで内宮を出た。
おはらい町の「五十鈴川カフェ」へ。
五十鈴川沿いの窓辺の席に座る。
【季節限定】カフェゼリーオーレを注文。
久しぶりのコーヒーだが、これならスイーツ感覚で食べられそう…と注文。
自家製コーヒーゼリーとアイスコーヒーの上にバニラアイスが乗っている。お好みでミルクを入れてカフェオレにも。
五十鈴川を眺めながらのお茶タイムは至福の時間だった。
おはらい町を散策し、おみやげを見てまわる。
那智黒石を彫刻した招き猫と目が合った。
経営している旅館に飾るために購入した。
左手を上げてるので、人を招いてくれるかな?
やっぱり特急は快適だった。
姉と終始いろいろ語りながらの旅、気の置けない間柄だからこそ楽しい。
さらにお互いに自由な時間ができたら海外旅行にも行きたいと思う。
心置き無く海外旅行に行ける(飛行機に乗れる)よう、病気を克服しようと思う。
おわり