【入院後記】入院生活にまつわるいろいろ(月経随伴性気胸)
長い入院生活で思ったこと、便利だったアイテム、手術に際して役立ったことなどを書いておきたい。
ブログを書くこと
入院中は備忘録を兼ねて、記事を書いていた。
治療、手術、療養の日々で塞ぎ込んでしまいがちな気持ちを冷静に見つめて、身体と心の変化をつぶさに書き留めることで、気持ちと頭の整理ができる。
淡々と記事を書き続けることで心をニュートラルに保つことができた。
書くことが生きるモチベーションになる。
永久脱毛
独身時代に大金(当時は今より高かった)を投じて永久脱毛(腕、脚、ワキ)を済ませていたので、手術前の剃毛が不要だった。
手術する箇所によるが、私の場合は右脇腹を切るので、右腕をずっと挙げた状態で手術を行なう。
(°∀° )/
何時間も腕を挙げっぱなしでワキがさらされることって、人生でそうそう無い。
(//∇//)
永久脱毛していて良かったと心から思った。
無印良品のネルシャツ
入院着はパジャマではなく、上は無印良品のネルシャツ、下はユニクロのスウェットパンツを着ていた。
脇腹に刺さったドレーンと機械が繋がっているのでシャツをボトムにinできないのと、ドレーン挿入箇所に異常が無いかを定期的にチェックされるので、前開きの服でないと不便。
そんなわけで素肌にそのままネルシャツのみを着ていた。一枚だけで着るには少し厚めのネルシャツがちょうど良い。
退院の日は、ネルシャツ&スウェットに防寒ブーツを履いて上からダウンコートを羽織って帰れた。
普段着に使ってるネルシャツをパジャマに活用できて良かった(荷物が少なく済む)。
耳栓
同部屋の患者(60代のおばさん)の発する騒音対策に耳栓を購入した。
このおばさん、LINEの通知音が最大音量に設定されてるようで、娘たちが何回もメッセージを送ってくるのか、ピンポンピンポンとめちゃくちゃうるさい。
昼間は許すとして、消灯後も最大音量で通知音が鳴るので、大迷惑だった。
耳栓を着けても、うっすら音が聞こえてた( ⁎°᷄ ᐞ °᷅ )
4人部屋なので、いろいろある。
向かいのベッドの80代のおばさんは、夕食を終えて落ち着いた頃に必ず演歌を歌ってたり、となりのベッドのおばさんはテレビでテニス観戦をしてるのか、やたら選手名を連呼していたり。
これは共同生活、シェアハウスなのだ…と思っておおらかな気持ちで過ごすようにしていた。
そんなわけで、耳栓は必須アイテム。
泡タイプの洗顔料
病室の洗面所はゆっくり使えるスペースでないのと、手術後は身体の痛みで手がうまく使えないので、泡タイプの洗顔料が便利だった。
ポンプを押すと出てくるフワッフワの泡。
洗い上がりはスッキリなのに肌がモチモチする。普段から愛用しているお気に入りアイテム。
リンスのいらないシャンプー
入院中、洗髪してもらう際にシャンプーを貸してもらえる場合とそうでない場合がある。
最初に搬送された京都の病院は自分のものを使わなければならない決まりで、持ってなければ洗って貰えなかった(病院内のコンビニに買いに行かねばならない)。
今回は旅行用に買っていたこちらを使っていた。
花王メリット リンスのいらないシャンプー
すっきりとした洗い上がりで、洗った直後のきしみ感は少しあるが、乾くとサラサラになりちょうど良い。
毎日洗髪してもらえないため、ベタつきがちになるから、サラサラの仕上がりの方が都合良し。
リンスなしでも問題なし。
荷物も減っていい事づくめ。
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なるべくなら経験したくない入院生活だが、もしそうなったとしても快適に過ごせれば良いに越したことはない。
持ち物に関しては、病室という限られたスペースに全て持ち込むことは出来ないので、否応なしにミニマリストになる(何でもかんでも持ち込んでる人が多いが)。
何より荷物が多いと入退院時が大変だ。
私の場合は救急搬送で入院してしまったので入院時は身軽だが、後から家族に必要品を持って来てもらうのに大荷物だと申し訳ない。
旅行の時でも同じだが、大荷物を抱えての移動は大変だし見た目にかっこ悪いと思う。
目指すはスマートな入退院。
今回も普通のボストンバッグ一つに収まったが、わりと重いので一人で持ち運べず、退院時に付き添いが必要になってしまった。
もしも次に入院する時は、無印良品のスーツケースを使おうと思う(退院時、一人でタクシーで帰宅可能)。
٩( ᐛ )و ✩**・
おわり