ほとり暮らし

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【退院祝い】焼肉で体力回復、入院から1ヶ月目の仕事復帰

入院中、焼肉が食べたくて仕方なかった。

手術で消耗し傷ついた身体の内部から肉を欲する声が聞こえていた。

「良質なタンパク質を身体に入れてくれ」と。

 

入院食は1日1500kcalの魚が中心のヘルシーメニュー。

消化しやすい食材を選んでくれていて、身体に優しいのはとても有難いが、ちょっと物足りない。

消化が良いのでペロリと完食し、ほぼ寝たきりとは思えない食欲だった。

 

退院したら退院祝いに焼肉を食べに行こう!と夫が言ってくれてたので、その言葉を心の糧にして過ごしていた。

しかし退院前日のドレーンが抜けた時、やっと身軽になれた解放感の勢いで肉を欲する気持ちが抑えられず、病院内のローソンでうま塩チキンを買って病室でムシャムシャ食べ、密かにプチ祝いをしてしまった。

 

無事に退院したものの、多忙な夫の都合がつかず、焼肉店に行けないまま10日以上過ぎたが、やっとこないだの日曜にお気に入りの焼肉店に行けた。


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京の焼肉処 弘  八条口

 

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ノンアルコールビールで乾杯


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焼きしゃぶ九条葱巻き・塩タン


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上ハラミ(塩)・チシャ菜

 

他に赤身肉 青葱だれ、ごはん、ナムルを注文し、もうお腹いっぱい。

どれを注文してもハズレなしの抜群の安定感。

一番美味しかったのは上ハラミ(塩)。

もともとハラミが一番好きなので、手術で横隔膜(ハラミ)を切除したことに不思議な御縁を感じてしまう。

 

次の日の2/17(月)は、1/17の救急搬送入院からちょうど1ヶ月目。

かなり体力が回復したので、仕事復帰で京都の事務所へ。

まだ手術創の痛みがあるので、満員電車を避けて遅めに出社した。

1ヶ月ぶりに歩く通勤ルートは、建物が解体されて無くなっていたり、街路樹が伐採されていたりと変化していた。

いつもお参りしていた寺院の不動明王さまとお地蔵さまに回復の御礼をした。

私がお参りできない間、夫と息子はお参りしてくれていたらしい。

 

事務所に着くと、デスクには書類の山ができていた。

やるべき仕事は山積みだが、嫌な気持ちにはならない。

1ヶ月休んでも大丈夫な(病室でPC作業はしていたが)職場環境に感謝。

不在の間をサポートしてくれた親族にも感謝。

私はたくさんの人の支えで生きている。

これから恩返しをしていきたい。

無事に退院できた今、日常生活を営めること、また働けることに喜びを感じている。

当たり前の日常は、幸せに満ちている。

 

 

おわり