テレビが無いのでラジオを聴く生活。
さすがにラジカセはもう持ってないので、スマホアプリradikoで聴く。
毎日ラジオから流れるOfficial髭男dismの曲。
声が印象的だな~程度に思っていた。
ある夏の日の電車にて。
通路を挟んで隣に座っていた母娘4人がおそろいのうちわを握っていた。
おそらくLIVE帰りなのだろう。
うちわには「Official髭男dism」 の文字が。
最近よくラジオでかかってる曲のバンドか~と初めてハッキリと名前を認識。
不思議なバンド名……。
そんなOfficial髭男dism、通称ヒゲダンの「Pretender」を聴いた時は、思わず仕事の手が止まり、震えながら聴いてしまった。
叶わない恋への切ない思いにキュンとなる。
心だけが20代の頃の自分に戻り、あの頃の世界に連れて行かれるよう。
歌詞のストーリーに自分が重なる。
Pretenderの世界観と完全一致してるわけではないけど、既視感と共感で泣けてくる。
言葉の選び方、韻の踏み方、声、メロディの素敵なこと。
ボーカルの藤原くんはピアノを弾きながら歌うので、特に素敵に見える。
ピアノを弾きながら歌う姿を見ると、かつて愛してやまなかったテレンス・トレント・ダービー(名前が変わり現在はサナンダ・マイトレイヤ)を思い出す(見た目&音楽性は全く違うが)。
声は少~し似てるような気がする。
嬉しいのは今年を締めくくる紅白歌合戦にヒゲダンが出場すること!
ヒゲダンに始まりヒゲダンに終わる2019年。
音楽にたくさんパワーをもらえて幸せな一年だった (まだ終わってないけど)。
久しぶりに実家に帰って、紅白を見る大晦日が今から楽しみです。
おわり