熱田神宮を出てすぐの「あつた蓬莱軒」は相変わらずの2時間待ちだったのであきらめて、駅前の「油そば 歌志軒」で油そばをいただいた。
並のサイズを注文したが、大盛りにすれば良かったと後悔する美味しさだった。ラーメン党だが油そばもたまには良い。
再び名鉄神宮前駅から名古屋駅へ戻り、地下鉄に乗り換えて名古屋城へ向かった。
私は特別お城が好きなわけではないが、息子の希望で入場して拝観することに。
広大な敷地内は前日の降雪が残っていて、水たまりを避けながら歩くのにひと苦労した。
本丸御殿の内部は「THE・大奥」な世界が広がっていて、絢爛豪華な造りに目がチカチカ。
金で彩ろられた襖には様々な動物が描かれていて、ゆっくり鑑賞したかったが、次々と人が進んで来るので立ち止まって観られないのが残念だった。
息子は観るものすべてが興味深く楽しかったようでなによりだった。
ひと通り見学できたので名古屋城を出て、お茶でもしようかと適当にGoogleMapで検索して見つけた「Q.O.L.COFFEE」へ歩いて向かった。
GoogleMapの指示通りに行くと、信号の向こうにその店があった。
趣のあるビルをうまく改装していて、外国っぽい佇まいだ。
中に入ると居心地のいい空間が広がっていた。
今日はクリスマスということもあって、コーヒー豆はクリスマスブレンドだと説明され、カフェラテとチーズケーキを注文した。
カフェラテもケーキもとても美味しくて、このお店には是非また来たいと思った。
素敵なお店を見つけられたことが今回の旅の収穫だ。
趣味でDJをしている息子がDJ機材専門店に行くため、再び地下鉄で矢場町駅へ。
矢場町はたくさんの人で賑わっておりクリスマスらしい風景となっていた。
コロナ禍以前の風景を思い出し、マスク無しで過ごせる日が来ることを願った。
DJ機材がそろう「LEBEN by OTAIRECORD」で息子は心ゆくまで新しい機材などを体験させてもらい、大満足で店を出た。
外は小雨が降っていたのでバスで名古屋駅に戻り、在来線で帰路につく。
途中の関ヶ原駅はしんしんと雪が降っていて、名古屋よりも遠くに来てしまったような気になったが、米原駅に着いたときには家がもうすぐ近くのような感覚になった。
遠いようで近い名古屋、またふらりと気軽に行こう。
おわり