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【旅】一泊二日の金沢旅行〜尾山神社と兼六園〜

昔、家族旅行で金沢に行ったが、兼六園を観ていなかった。
そんな話を姉としていて、今なら兼六園もちゃんと観たいし行こうよと意気投合して一泊二日の旅へ出た。

2023年2月24日、京都駅から特急サンダーバードに乗り、約2時間で金沢駅に到着した。


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ちょうどお昼だったので駅前の金沢フォーラスにある「金澤ミート」でハンバーグランチをいただいた。

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ランチの後、最初に尾山神社に向かった。

賑やかすぎず寂しすぎない雰囲気の大通りを歩きながら、ふと、この街に住む自分を想像してみたりするが、あまりしっくり来ない。住む街というのは何かピンとくるものがあるものだ。

今まで住んだ街を決めた際は、その街で暮らす自分を想像してわくわくするかどうかで判断していたなぁなどと考えているうちに尾山神社に到着した。


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ステンドグラスが施された和漢洋折衷な神門や美しい庭園など、華やかな雰囲気に溢れていた。

 

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加賀百万石ゆえの文化の多様さなのだろうか。神社でありながら芸術性に富んでいて、居心地が良い神社だと思った。

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脚の長い狛犬さん

 

尾山神社前田利家と妻のまつを祀る神社だ。

大河ドラマで観たお二人の姿を思い出しながら本殿を参拝しておみくじを引いたら中吉だった。初詣のおみくじも中吉だったから、今年はずっと中吉なんだろう。

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前田利家

 

尾山神社を奥に進むと金沢城公園に続いていて、お堀通りの橋を渡ると兼六園に着いた。

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時刻はすでに16時頃で、付近の茶店は閉まりかけていた。
入園料320円を払って兼六園へ入る。
冬の風物詩である松の雪吊が見られた。

池の付近はフォトスポットらしく、着物を着た若い方々が撮影にいそしんでいた。
庭園は思っていた以上に広く、時間内に全て見ることは不可能に思えたのと、かなり歩いて体力が残っていなかったので、庭園の中ほどくらいまで散策したところで兼六園を出ることにした。
残念ながら私は庭園を鑑賞する楽しみがまだ理解できていない。おそらく姉も同じだろう。有名な観光地だから行っておこうなんていう安易な考えで来てみたが、わからないものはわからないのだ。いつかわかる日が来るのかも謎である。

兼六園を出てホテルへの道すがらでお茶をしようと香林坊東急スクエアのNOMIAM CAFEに入り、コーヒーとバスクチーズケーキをいただいた。f:id:yumity:20230617233816j:image

どちらもとても美味しくて、歩き続けていた疲れが癒やされた。

カフェから歩いて5分ほどで今回の宿・ホテルアマネク金沢へ到着した。リブランドして上手にリノベーションした様子で、建物内部はセンスの良い調度品とインテリアで快適な空間だった。

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チェックインを済ませて部屋に入り、夕食の店探しをしたところ、ホテルからわりと近くにクチコミ評価高めの四川料理の店を見つけた。

金沢に来たのに未だ海鮮を食べれていないことが気がかりだったが、明日の昼にお寿司を食べようと「四川料理 昇竜」へ行くことにした。

ビルの地階にあるお店は意外とゴージャスな雰囲気で、すでに店内は混み始めていて賑わっていた。

メニューは豊富でリーズナブルな料金設定なので安心した。生春巻き、麻婆豆腐、エビ炒飯、どれも美味しかった。

ホテルに戻って大浴場に行った。温泉ではなかったが、大きな浴槽にゆったりと浸かることができて良かった。

シモンズのベッドで気持ちよく眠りに就いた。

2日目へ続く。