ほとり暮らし

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【入院④】単調な入院生活に嬉しいニュース

【入院③】からのつづきです

~入院4日目~

朝一番にレントゲン撮影。

まだ肺が完全に戻っていない様子。

コンパクトドレーンユニットに繋ぐと機械内の水にボコボコと気泡が現れる。

気泡が現れるということは肺から空気漏れしている証拠。

肺が塞がるまでコンパクトドレーンユニットに繋いだ状態で経過観察。

夕方の回診でコンパクトドレーンユニットに気泡が現れなくなったので、チューブを閉じて明日朝のレントゲン撮影での判断となる。

 

一連の流れが決まっているので、特に変化のない入院生活。

定期的な検温、血圧測定、体重測定、酸素測定があるくらい。

淡々と過ぎていく時間。

そんな単調な一日に嬉しいニュースが飛び込んで来た。

姉からのLINEで、甥っ子が消防吏員の最終面接に合格したとの知らせが

✧*。ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

倍率約30倍の狭き門。

たった30名の合格者に名を連ねている甥っ子が誇らしい。

幼い頃から消防士になる夢を抱いて努力してきた甥っ子。

高校卒業後、すぐに受験した昨年の試験は不合格だったが、今年見事に合格したのだ。

消防士になるには知力と体力を兼ね備えないとなれないということを甥っ子の挑戦を通して初めて知った。

体力試験なんて凡人にはクリアできそうにない内容。

[ 体力試験項目とその合格ライン ]

  • 握力 →男性なら左右の平均50kg以上、女性なら30kg以上
  • 上体起こし →男性なら30秒で25回、女性なら15回
  • 体前屈 →男性平均は44.6cm、女性平均は47.7cm
  • 立ち幅飛び →男性215cm、 女性159cm程度
  • 反復横飛び →男性なら50回以上、女性なら40回以上
  • 20mシャトルラン →男子なら40往復、女子なら25往復

 

どれひとつ私には無理だ (・×・)

かなりハードな合格基準だと思う。

常にトレーニングを欠かさず、広範囲な勉強もやりつつ、面接の練習に励んでいた甥っ子。

側で支え続けていた姉も大変だった。

食事に気遣い、時には甥っ子が可愛がっている文鳥の世話を引き受けたり…。

合格の知らせに、この1年半のいろいろな出来事が思い起こされ涙が出た。

姉はもっと号泣していただろうと思う。

いよいよ10月から消防学校に入学。

甥っ子の新たなスタートをこれからも応援したい。

そんな嬉しいニュースのおかげで心晴れやかな一日だった。

✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧

 

今日の夜ご飯は今までで一番カラフルだったので、記念撮影♪


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~入院5日目~

朝一番にレントゲン撮影。

ただいまその診断待ち…。

さて、肺の様子はどうなっているやら?

 

 

つづく