ほとり暮らし

びわ湖のほとり 日々の思い あれこれと

【入院①】まさかの入院、緊急処置。

【発症】からのつづきです

2019年8月20日(火)朝、タクシーで病院へ。

受付の初診で呼吸器外科を選択したところ受付の人に「紹介状はありますか?」と聞かれる。

早速、第一関門にて【大病院に軽い症状のやつは来ないでねフィルター】が発動される。

いきなり来てるので当然に紹介状は無い。

大病院受診時の特別料金5400円を支払わなければならないことは承知のうえ。

すでに承知していることを伝えて、受付をしてもらい呼吸器科へ。

呼吸器科は呼吸器内科と呼吸器外科がある。

受付にて検温と問診票の記入。

問診票に、自分でネットで調べて気胸と思われるので呼吸器外科を選択した旨を記入するも、まずは呼吸器内科で診断しますとのこと。

やはりここでも疑いの目を向けられているようだ・・・。

まずレントゲン撮影をしてから内科へ通される。

肺の写真を見た呼吸器内科の先生が開口一番、「おっしゃる通りの気胸ですね。この状態だとかなりしんどいでしょ?よく自分で調べて来る人で間違ってる人がほとんどだけど、あなたの場合は完全に合ってますね。右肺が潰れてるので、おそらく今から手術ですねー。呼吸器外科に紹介状を書く形でまわしますんで。」と言われ、気胸確定。

 

(꒪꒫꒪ノ パチパチパチ

 

さらにCTスキャンをすることに。

 

気胸確定の瞬間から看護師さんや受付の人の対応が180度変わっていく。

レントゲン撮影に行く時はほったらかしだったのが、CTスキャンに行こうとすると、

「歩けますか?車椅子出しましょうか?!」と、重症扱いになっている。

ゆっくりなら歩けるので車椅子は辞退し、CTスキャンへ。

病院到着から約2時間半。

やっと呼吸器外科に通される。

CTの写真を見せられ、右肺がほぼ潰れてしまっていることがわかる。

肺の虚脱がステージⅢの高度にあたるらしく、すぐに肺にドレーン(チューブ)を刺して空気を送らないといけないらしい。

 

私:すぐにですか?

先生:すぐにです。今から心電図を撮ってから、入院する病室で手術を行なうので行きましょう。

 

は?何この流れ・・・

手術?入院?

心電図を撮りに行く道すがら、必死で疑問を先生にぶつけてみる。

 

私:肺にチューブって、何センチくらいですか?

先生: 16センチくらいです。

私:痛いですよね?

先生:麻酔の注射が入る時とチューブを押し込む時が痛いですね。

私:全身麻酔ですよね?

先生:局所麻酔です。

私:えっ…全身麻酔じゃないんですか・・・? 

先生:呼吸器の医者は全身麻酔は使いたがらないんですよ。呼吸を止める方がリスクがあるんで。

 

( ゚д゚)オ…マイガー…

 

そんなこんなの質疑応答10分ほどで入院する病室(個室)に到着。

処置の準備が始まった。

ベテラン看護師さんと若手看護師さんが手早くベッドを移動し、処置しやすいようにセッティング。

もちろん着替えなんて持ってないので、手術着を借りて着替える。

病室のベッドに横たわりいよいよ処置が始まるのであった。

 

~【入院②】へ続きます~